日本の美術にみる
展覧会「桜」
会期:1989年3月8日-3月20日
会場:東京・松屋銀座
主催:朝日新聞社
四季折々の風趣に恵まれて、自然にゆだねた暮らしを営んできた日本人にとって、草木花に寄せる想いは深いものがあります。
とりわけ「さくら花」は、開花の美しさ、落花の風情の豊かさが愛され、古来多くの歌に詠まれ、絵画・工芸・染織などの意匠としてとり上げられてきました。
この展覧会では、今に残された名品より、第一部「桜を観る」で桜花を描いた古今の絵画、第二部「桜のデザイン」では桃山から江戸期の漆工・陶磁・染織・金工の各分野にわたる華麗な意匠の数々を、第三部「桜に遊ぶ」では桜下に集い遊宴する人々の姿を総覧し、第四部「桜を知る」として、桜の研究者であり画桜の写生の名手と知られた人々の桜花譜をとりあげました。
図録にはそれら四部の様々なジャンルの名品、計144点が収められています。
≪作品図版オールカラー≫
◆サイズ◆
(縦)28.5cm (横)25.5cm (厚さ)1.3cm
(頁数)160ページ
重量:約1010g
図録◆日本の美術にみる展覧会「桜」1989年/名品/画集
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